金剛曼荼羅
空海の密教へのリスペクト 仏教における空海の存在は私にとっての憧れであり、彼が開いた密教にはとても強く惹かれます。
密教は色というものにおいて非常に敏感で、カラフルな曼荼羅や絶妙な二幅の曼荼羅、あるいはモノクロームの曼荼羅をつくっています。
日本の古代において紺地に金で描くというのは最も美しい組み合わせです。
私も金を使うタイミングを考えていたので、おもわずチャレンジしてみました。
(松岡正剛 著:神仏たちの秘密 より)
Profile
山口県宇部市生まれ
アメリカ国内を約10ヶ月間をかけて旅をする。アメリカの写真撮影とヒッピー生活
多摩美術大学 グラフィック科卒業
デザインセンター・印刷会社企画室 に勤めるが 社会人生活に馴染めず退社
アジアの各地を旅する
調布市立富士見児童館工作教室講師就任 旅の経験を活かし 「人間羅漢」の初個展を開く
岡本太郎氏の「大人の童画展」で
最優秀賞を受賞
岡本太郎の団体と共に活動を始め、青山こどもの城の設立の手伝いをする
調布美術研究所設立
「木の動物たち」の展覧会 以後各地で木を使ったイベントや展示会を実施する
ヨーロッパ フランス・スペインの各地を3ヶ月 遊学
子ども向け企画・制作会社
「ワンダーキッズプロデュース」を設立
日本各地のテレビ局とのタイアップで「学研 夏休み博覧会」で 名古屋・ 仙台で実施
一身上の都合で「ワンダーキッズプロデユース」を閉社 「アート人間 再出発」 宣言
絵本づくり・油絵制作などアート活動と美術史・昭和デザイン史などの勉強を始める
SAP(学生アートプロジェクト)を結成 「まちなかアート展」「あそび はくらんかい」
「36本のクリスマスツリー プロジェクト」などに数年にわたり参加
たづくり記念イベント「新井淳一(多摩美大名誉教授)の金剛界曼荼羅」の企画運営の手伝い
調布「ちょうふ よさこい」地方山車10台分の大型看板20枚制作
「調布映画祭」に協力 (SAP)
山口県宇部市 「UBEビエンナーレ」PR企画を多摩美大の芸術祭で企画運営
調布美術研究所を移転 『点と未来デザインラボラトリー』を設立
この運営に6名の若者・美術大学生が自分らのプロジェクトを設立し、仲間に加わる
5つのプロジェクトを運営している
調布美術研究所でプロを目指す生徒に指導・絵を楽しみたい大人の生徒を教える他、西部公民館で水彩画教室「美楽(みらく)」で指導。
調布市美術協会会員・広報関係を担当。調布市役所の各課の依頼を若者たちに任せ、サポートする。
「絵本と童話の会」に所属、2年の一度 絵本展に出品。本づくりから「ブックデザイン」の依頼が多くなる。
「昭和食堂」というバンドのベース担当。